三種類の青汁

青汁というと多くの人はまず深い緑色をしたドロッとした飲み物を漠然と想像する事かと思います。しかし実はすべての青汁が緑色であったり液体であったりするわけではなく、青汁は基本的に緑葉野菜を主成分とした健康飲料の事を指します。そして似たような商品である野菜ジュースとは凡そ主原料による違いで差別化が行われているという訳です。現在広義に青汁と呼ばれている商品は大きく分けてケールを主原料としたものと大麦若葉を主原料にしたもの、そして明日葉を主原料にしたものの3種類です。(⇒青汁の人気比較ランキング)原料の違いによってそれぞれ含まれる栄養素や色味、味や喉越しなどが違う為これから青汁を飲もうという人には大きな判断基準の一つとなります。


ケールを主原料とした青汁

今でこそ3種類あるという青汁ですが元々はといえば青汁といえばケールを主原料とした商品一択しかありませんでした。このケールと呼ばれる野菜はキャベツの仲間にあたる緑葉野菜ですが、あまり国内では元の形状がわかる形で食べられる事は少ないようです。というのもこのケールはかなり独特の渋みや癖のある味が特徴的であまり万人受けする味ではありません。青汁が持つ「不味い」というイメージもこのケールの味が主な原因です。しかし一方ケールは「野菜の王様」等と呼ばれる程非常に高い栄養価を持ち、ケールの含有栄養量は他の野菜の追随を許しません。特にケールはビタミンや食物繊維量が多く、明日葉や大麦若葉など様々な主原料が使われるようになった今でもケールの持つ栄養量には及ばないと言います。

緑葉野菜

またずっと飲み辛いイメージを持たれていたケール由来の商品ですが最近では錠剤タイプの商品やゼリー状の商品が登場する事で今でも多くの人に愛飲されています。


大麦若葉と明日葉

健康の為に青汁は飲みたいけれどケールを主原料とした商品はどうしても苦手で飲み辛い、そういった声に答える形で何時しかケールに代わる主原料探しが業界でははじまりました。そして試行錯誤された上今ではケールと肩を並べるようになったのが大麦若葉と明日葉をベースにした商品群です。大麦若葉と明日葉はまずどちらも緑葉野菜ですがケールが持つ独特の青臭さや癖が無く、だいぶ飲みやすいのが特徴です。また含有栄養量もケールに引けを取らず豊富で、ビタミンや食物繊維が多く含まれているので代替としての役割も果たせています。加えて大麦若葉にはケールには含まれていないSOD酵素が含まれており、細胞の酸化を防ぐ強いアンチエイジング効果があり注目されています。また明日葉にはカルコンと呼ばれるポリフェノールの仲間が豊富で、栄養素の吸収を助ける他強い抗菌効果があると言います。


青汁の効能